フレンチの登竜門【ビストロ・ド・ラ・シテ】に行ってみた感想
このお店を知っていたら真の食通!?
1973年創業の老舗「ビストロ ド ラ シテ」。
日本で最初にできたといわれるビストロです。
「フレンチの登竜門」との異名を持ち、数多くの一流シェフを排出してきた日本のフランス料理界を語る上では外せない存在。
お店もお料理も超クラシカルでタイムスリップしたような感覚に陥ります。
伝統的な味わいを堪能できるだけでなく、歴史の重みを体験できる貴重なレストランです。
基本情報
お店は西麻布交差点からほど近い場所にあります。
【場所】
東京都港区西麻布4-2-10 東城ビル1Ｆ
【最寄り駅】
広尾駅から徒歩約8分
【営業時間】
17:00-23:00
※定休日: 月曜日
【予約サイト】
【雰囲気】
開店当時から、お店の内装はほとんど変わっていないそうです。
映画のセットみたいです。
メニューとお料理
ディナーでうかがいました。
お料理はアラカルトをいただけます。
名物の「サラダ・シテ」。
ピクルスやミミガー、砂肝なども添えられていてお酒のおつまみにぴったり。
シテのリエットは本当においしい、日本一なんじゃないかと思います。
普段リエットあまり好んでは食べないのですが、こちらのはおかわりしたいくらいです。
「オニオングラタン」。
うま味がぎゅっと詰まった濃厚な一品。
「海老のカダイフ仕立」。
ボリュームがすごいです。
潔くソースも付け合わせもなし。
ひたすらに海老のうま味とカダイフの食感、香ばしさをかみしめます。
「ブータン・ノア」。
こちらもボリュームがすごい！
これまでの人生でいただいたブータンノワールの中で一番ポーションが大きかったです。
見た目通りワイルドな味わいなので、フルボディーの赤ワインが必須。
メインの写真は撮り忘れ。
「鴨足のコンフィ」をいただきました。
皮はパリッと、でも身はほろほろとして柔らかい。
次回またオーダーしたい。
締めのデザート。
見た目は素朴なのですが、とてもおいしいです。
おかわりしてしまいました。
こしょうのソルベも最高。
食後のお茶はマリアージュフレールの人気商品、マルコポーロ。
どこかエキゾチックな甘い香りがとてもいいです。
大満足のフィニッシュ。
リンク
行ってみた感想
ビストロ・ド・ラ・シテは唯一無二の存在ですね。
最近好まれるヘルシーだったり、写真映えする美しい盛り付けのフレンチとは対極にあります。
時が止まったかのような、どこか懐かしい内装。
飾り気のない、ド直球の伝統的なお料理。
それゆえ、行く人を選ぶのではないかなと思います。
フランス料理を愛している方、日本のビストロ界の原点といわれるお店の味を自分の舌で確かめたい方にはぜひおすすめしたいお店です。
ここでしか感じられない歴史の重み、ここでしか食べられないクラシックなお料理…
とても楽しい時間でした！
おわりに
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