日々茶々

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【お茶の保存】賞味期限、正しい方法とは?―おすすめの容器3選―

こんばんは!

 

本日はお茶、主に紅茶を対象に保存方法について紹介します。

 

筆者は試行錯誤を繰り返して今の形に落ち着きました。 

正しい保存方法と実際に使っているおすすめの保存グッズを紹介するのでよろしければ参考にしてください。

 

 

お茶の性質

保存方法の話に入る前に、まずはお茶の性質について説明します。

それを理解することにより、どのような方法や容器が向いているのか分かりやすくなるはずです。

 

ーーー

 

乾燥させているとはいえ茶葉は生もの。  

製造過程においてもデリケートに扱われ、私たちの手元に届いています。

そのため、保存の段階においても気を遣う必要があります。

 

お茶の宿敵は次の4つです。

  1. 湿度
  2. 温度
  3. におい

これらがお茶の酸化を促したり、味と香りが落ちたりする原因です。

 

それぞれについてさらに言及すると、

1.お茶は湿気を吸収しやすいです。茶葉に水分が付着すると酸化してしまいます。

2.酸化につながるため、温度が変化するような環境に置くのはNGです。

3.日光や強い蛍光灯の光も茶葉に温度変化を与えてしまいます。

4.お茶はにおいを吸収しやすいです。

 

失敗から再認識したお茶の特徴

皆さんは、お茶にとって一番大切なものはなんだと思いますか?

 

さまざまな意見があるでしょうが、お茶は香りが命です!

一般的に香りの高い茶葉は値段が高い傾向があります。

香りはお茶を制するというわけです。

 

そんな香りを台無しにしてしまった出来事をおはなしします。

 

筆者は以前誤って紅茶のティーバッグ(ブレンドティー)をハーブティーの容器に入れてしまいました。

 

気付いたとき、さほど日にちは経っていなかったのですが、見事に紅茶にハーブティーの香りが移っていました。

ほぼハーブティーの香りしかしません。

 

試しに飲んでみました。

味は紅茶のような気がするのですが、なにせ香りはハーブティーなのでいったいなにを飲んでいるのかわからない不思議な風味です。

 

こんなにも簡単に香りが移ってしまうことに驚き、扱いには気をつけないとと思い知らされました。

 

こんな失敗をしましたが、今は逆にその性質を生かしています。

賞味期限が切れてしまったり、劣化してしまったりした茶葉を消臭剤代わりに使っています

筆者は靴箱に置いていますが、その他においが気になる場所にもおすすめです。

湿気取りの効果もあるので一石二鳥ですよ!

 

最適な保存環境

上記を踏まえると、お茶を保存する上で重要なことは以下2つです。

  • 冷暗所で保存する
  • 湿気やにおいを遮断するために気密性のを高める

 

ここまで読んでくださった皆さんにはお分かりだと思いますが、

他の食べ物のにおいの影響を受けたり、湿気があるため冷蔵庫はNGです。できるだけ(涼しい)室温で保管してください。 

 

おすすめの保存容器3選

最後に、筆者が実際に使っている保存容器を紹介します。

 

①【ティーバッグ用】

口がしっかりと閉まる瓶のキャニスターに入れています。

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中身が見えてお目当てのティーバッグを取り出しやすいです。
透明なので日光があたらない冷暗所に置いています。

 

ティーバッグを保存する上で推奨するのは、香りの強いアールグレイと繊細な香りのお茶(ダージリンなど)は別の入れ物に入れることです。

 

すぐ飲む分にはさほど影響しないと思います。

しかし、消費までに時間が掛かりそうな場合は強い香りが柔らかい香りのお茶に影響しないよう、このように分別しておくことをおすすめします。

 

筆者は上記の失敗経験もあるので、すぐに飲むとしてもなんだかそわそわしてしまうので隔離して保存しています。

 

②【リーフティー用】

密封度が高い、ふちにゴム付きの缶のキャニスターを使用しています。

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約60g用です。

大きいものですと空気が占める量が多くなってしまうので、小さめの缶に入れています。

 

ゴムが付いています。

閉めるときに空気が抜け、気密性が高まります

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値段はお手頃にもかかわらず、機能性が高いのでおすすめです。 

 

「買ったときに入っていた缶のままではダメなの?」と声が聞こえてきそうですが、

たいていの缶は柔らかく、開閉するたびに少しずつ変形してしまいます。

開け閉めを繰り返していると、空気が入りやすくなりおすすめはできません。

そういった点では、ゴムや中蓋が付いている気密性が高い茶筒はOKです。

 

③【幅広い用途に】

リーフティーにもティーバッグにも使える小さめのアルミ製のチャック付き袋です。

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お茶はとにかく気密性が大切なのであえて小さいサイズを購入しました。

 縦115mm×横9mmです。

アルミ製なので光を通しません。

また、チャックが付いているので湿気やにおいを遮断してくれます。


マチがあって入れやすいです。

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チャックの上の切り取り線をカットして使います。

衛生的です。

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こちらは汎用性がとても高くて気に入っています。

しっかりと空気を抜いて茶葉を入れて保存したり、香りの強いティーバッグを入れたりしています。

 

その他にも、会社に置いているティーバッグをこちらに入れていますし、

お友達へお茶のおすそ分けするのにもピッタリなんです。

 

ティーバッグですと、一般的なサイズであれば7つくらい入ります。

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その他にも、ナッツやドライフルーツを入れるのに役立つ優れものです。

お気に入りなのでついつい写真が多めになってしまいました。 

 

賞味期限の目安

密封された状態の形状かつ開封する前でしたら商品に記載されている賞味期限頃までいただけますが、時間の経過により風味は落ちてしまいます。

一度開封したものはなおさら早めに消費することがおすすめです。

 

あらかじめ、あまり多くの量を買わないことが一番簡単な解決方法です。 

少しずつ、いろいろな種類のお茶を試すのがよさそうですね。

分かってはいてもついつい買い過ぎてしまうのですが…

 

皆さんも正しく保存して、最後までおいしいお茶を楽しんでください。

 

お茶の入れ方についてはこちらをご覧ください。

www.hibichacha.net

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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